自他ともに認めるおばあちゃん子だった私。祖母が亡くなって今年で37年経ちます。実家に帰省し、ひょんな事から祖母のアルバムが見つかりました。亡くなって40年近く経つので、形見分けなどで既に処分されているものとばかり思っていたのですが、実家の収納庫に眠っていました。大切に保管してくれていた母には感謝の気持ちでいっぱいです。
若かりし頃の祖母が写ったアルバムの写真はセピア色に。アルバムのページをめくるたびに涙が止まりませんでした。
デジタルカメラ全盛の現在とは違い、80年前はフィルムカメラが非常に高価な時代。写真を撮るという行為はとても貴重で緊張感のある瞬間だった事でしょう。一枚一枚の写真から「撮る時に失敗できない」という緊張感と、一発でバシッと決める!という思いが伝わってきて、とても感動しました。フィルムカメラで撮った写真は年月が経ってもすごく素敵で味わい深いです。
実は写真について思い悩んでいることがあり、今後どのようにして写真を撮っていくか考えていたところでした。祖母のアルバムが見つかったのは祖母のお墓参りをした次の日。これはきっと「緊張感をもって、1枚を大切に写真を撮りなさい」という亡くなった祖母からのメッセージではないかと私は捉えています。
数打てば当たる方式ではなく、たった一回で決める写真へ。今後の私の課題です。
夕食の一品に作った赤エビのテルミドール風。赤エビの背を開き、マヨネーズに調味料を合わせたものをかけてオーブンで焼き上げ、ディルをあしらいました。
実は甲殻類アレルギーで海老料理は味見できないのです。。海老好きな夫のために味見しなくても確実に美味しくできそうなマヨネーズで作りました。
デザート用に作った超簡単な赤のゼリー。レシピは「世界一美しい透明スイーツレシピ」より。アガーと、水、グラニュー糖、食紅だけで作ったシンプルなゼリーに銀箔を振りかけて。透明愛好家さんの美しいゼリーに心惹かれ、球体ゼリー型・銀箔を揃えたのでした。本では青のゼリーが紹介されていましたが、私は赤で(笑)
赤いゼリーに苺ソースを添えていただきました。夏のこの時期になんで苺!?と思われるかもしれませんが、苺は北海道の実家で露地栽培されたものなのです。北海道の中でも特に涼しい実家で最後に採れた苺をもらってきてソースにしました。
ぷるぷるっとした食感のゼリーと苺ソースがよく合い、とっても美味しかったです。
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